2026年10月26日
クラウドAI診断を3コース体制で提供開始のお知らせ
このたび当社は、AIエージェントによるクラウド診断サービス「クラウドAI診断」を、診断の深さに応じた3コース体制で提供開始いたしました。AWS・Google Cloud・Azureのクラウド環境を対象に、設定値の確認からディスクに残る痕跡の解析まで、段階的にリスクを確認できます。
目的に合わせた3コース
- クラウド設定診断: クラウドの設定を対象に、AIエージェントが資産を洗い出し、IAMの過剰権限や公開設定、ネットワーク構成を横断して確認します。読み取り権限のみで開始できる、最初の一歩として気軽に導入しやすいコースです。
- クラウドAI診断: 設定診断の内容に加えて、稼働中ワークロードのソースコードをAIエージェントが解析します。設定の弱点とコードに潜む認可ロジックの欠陥をつなげて、攻撃者が実際にたどり着ける経路(アタックパス)として評価します。
- クラウドAI診断 ディープ: クラウドAI診断の内容に加えて、スナップショットから取得したディスクと、クラウドと連携するSaaSの設定まで確認する、オーダーメードのコースです。対象範囲と確認する観点は、ヒアリングをもとに個別に設計します。
まずは軽いコースで開始し、後から深いコースへ広げることもできます。診断の目的や対象環境の状況を伺い、最適な構成をご提案します。
ローカルLLMによる機密性の担保
診断には外部のクラウドAIサービスに依存しないローカルLLMを使用します。ソースコードや認証情報といった機密性の高い情報を当社の管理する環境から外部へ送信せずに診断を進められるため、診断に伴う情報漏洩のリスクを抑えられます。
ディープコースでできること
ディープコースでは、本番環境に影響を与えないよう、クラウドのスナップショット機能(EBSスナップショット等)から取得したコピーを解析します。稼働中のサーバに直接アクセスすることはありません。あわせて、クラウドと連携するSaaSの設定も確認します。主な観点は次のとおりです。
- シークレット: 削除済みファイルやシェル履歴、スワップ領域などに残る認証情報
- 侵入の痕跡: 不審なアカウントやSSH鍵の追加、自動起動の設定、不正なプログラム、ログの欠落
- サーバの弱点: 既知の脆弱性を含むソフトウェア、サーバ設定やファイル権限、コンテナイメージ
- 連携するSaaS: ID管理や開発基盤、Google Analyticsなどのマーケティングツールの権限・連携設定
見つかった弱点は、設定やコードの弱点とあわせて、クラウドとSaaSをまたぐ攻撃経路のどこにつながるかを評価します。対象範囲と確認する観点は、ヒアリングをもとに個別に設計します。
サービスの詳細はクラウドAI診断のページをご覧ください。AIペネトレーションテスト全体についてはAI脆弱性診断・AIペネトレーションテストのページを、各コースの技術的な考え方についてはクラウドAI診断とは(解説ガイド)もご覧ください。お見積もりやご相談はお問い合わせフォームよりお気軽にお願いいたします。